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JASRAC許諾番号:
S0904102073


CLAREX クラレックス オーディオボード(SWB-4001SQ)

¥ 118,800 (税込)
  発売日:2013年7月1日     海外発送:不可
カゴに入れる

型番:
SWB-4001SQ

世界でもっともアクリル(PMMA樹脂)を知り尽くし、その品質の高さを誇る日東樹脂工業によって開発された、高分子特殊配合メチルメタクリレート材によるオーディオ専用の制振ボード

ヤマトコレクト便利用不可

 

●画像をクリックするとそれぞれの購入ページに移動します

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クラレックス 汎用オーディオボード使用例



アキュフェーズ A-65 パワーアンプ

フォステクス GX250MG
スピーカーシステム

エアータイト ATM3 管球式パワーアンプ

イクリプス TD725SW サブウーファー


音楽の立体感、躍動感に手放せなくなる

管球王国 2013年 WINTER No.67掲載


 大半の音響用ボードは、金属系か木質系に大別でき、一部でゴム/ラバー系の軟質材、さらには石材などがある。アクリル等に代表される樹脂系材料を用いた音響用ボードというのは、過去にさほど話題にならなかった。何故かは不明だが、効果の程があまり芳しくなかったのでは、と想像できる。
 今回、日東樹脂工業が開発した音響用ボードは、PCモニターや大小の各種ディスプレイの前面板等で高精度な樹脂材を提供している同社ならではの技術的ノウハウが傾注されている。開発の初期は、JBLのエベレストDD66000用に高分子系素材ポリメチルメタクリレートをベースとした汎用的なアクリルボードを製作。試聴を繰り返し、振動を素早く熱変換する特殊粒子の充填、可塑材の量のコントロール等、材料の配合を吟味しながら主に柔らかさを検討したという。
 今回はその成果を盛り込んだ、アンプやプレーヤー等に用いる汎用的な音響用ボードを試聴した。厚さは40mmで、エアータイトのパワーアンプATM1Sを乗せてみた。一聴で感じられるのは、S/N感の格段のアップ。静けさが際立つという印象だ。次いでエネルギーバランスの安定感向上。あたかも大地にしっかりと根を張ったような、どっしりとした重心感を感じる。
 ヴォーカルはスーッと前に出てきて、伴奏との距離感がさらに立体的になる。ボードを外してみると、途端に生気がなくなり、音が跳ねなくなった。効果は予想以上だ。

文・小原由夫様



高品位スピーカーベースの秘密を探る

HiVi 2013年4月号掲載


プロだから作れる音の工芸品

↑アクリル板の製造方法には、おもに押出し製法と、セルキャスト製法のふたつがある。前者は大量生産かつ安価な製造手法といえ、後者は高品位を実現できる可能性が高いが大量生産には向かないとされる。クラレックスは後者の製法の専業メーカーだ。


↑クラレックス製オーディオボードの、振動制御の考え方を示す。入力された振動をベース内で熱に変換し、さらにベース表面で、振動を伝搬させつつ吸収させる仕組みだ


取材に協力いただいた方々
日東樹脂工業株式会社

↑代表取締役社長
樋口榮三郎さん

↑製品企画室 課長
佐野 創さん


 アクリル素材の製法は大きく、材料をローラーに流し込むようにして作っていく押出し製法と、ガラス板にはさみこんで1枚、1枚仕上げていくセルキャスト製法に分けられる。大量に安く作るのなら前者が断然有利だが、連続的につなげていくという製法上、硬さを求めると不具合が起こりやすく、柔らかさが求められる製品と相性がいい。
 これに対して後者は大量生産では後れをとるものの、アクリルの伝統的な製法で、素材の硬さに大きな影響力を持つ分子量の増減に対しても、自由度が高い。分子量の配分について言えば、10万から数10万レベルに制限される押出し製法に対して、セルキャスト製法であれば、数万レベルから数千万レベルまでコントロールできるという。
 分子そのものの量の制御、あるいは多彩な分子の組合せの手法によって、素材としての強度があげられるし、逆に柔らかさを追求することも可能。また複雑な光学的特性も素材のチューニングにより、高い精度で実現できるというわけだ。
 セルキャスト製法のスペシャリスト、日東樹脂工業(ブランド名はクラレックス)では、アクリルの密度、分子量を自在にコントロールし、量産化するための独自の技術、ノウハウを蓄積しており、液晶パネルの偏光板、導光板、そしてリアプロジェクター用スクリーンのブルーオーシャンなど、高品質の光学製品を中心に、数多く世に送り出している。
 「この技術をオーディオに活用したら、面白い製品が作れるのではないか」(製品企画室 佐野さん)、クラレックスのスピーカーベースの開発は、こんな単純な発想からスタートしたという。
 「以前、携帯電話のスピーカーとして、表示窓の部分を振動板にして、音を出してみてはどうだろうという話がありまして、実際に試作して、その音を検証したことがあったんです。この時、素材の分子量や厚さを変えながら、音質の検証をかなり徹底して行なったわけですが、その経験からスピーカーベースにアクリルを使えば、相当レベルの高い製品が作れるのでは、という感触がありました」(同社 樋口社長)
 携帯電話のスピーカーと大型スピーカー用のベース。一見、まったく別の世界のようにも思えるが、これが意外にも音の伝搬経路はよく似ているのだという。
 携帯電話用スピーカーは、画面部分に薄い空間(エアギャップ)を作って、ダイナミック型の小型スピーカーでアクリルを振動させて音を出す仕組だったが、スペーカーベースについてもいったん空気層を介して、アクリルに振動が伝わり、その音を吸収するという構成は変わらない。
 「材料の厚み、硬さなど、音のバランスがとりやすい、いいところが我々の知見として分かっていましたので、大型スピーカーとの組合せでも、この経験は役に立ちました」(佐野さん)
 試作は分子量にすると100万〜200万という標準的なアクリルからスタートしたというが、これは予想通り、NG。高域がキンキンしすぎて、どうにもまとまらない。次のステップとして、衝撃を吸収して熱に変換する特殊な粒子を混ぜてみたところ、結果は上々。高域がキンキン、カンカン耳につく症状は払拭され、帯域バランスの整った分解能の高い音が再現できるようになったという。
 素材として充分、実用になることは確認できた。が、高級スピーカー用となると、さらにその表現力に磨きをかけたい。
 「たまたまステレオサウンド誌に機器のセッティングの記事がありまして、ボードは、振動を中で吸収するだけでは充分ではなく、外側を伝搬して、はねかえる振動を抑える必要があると解説されていました。これだ! と、ピンときました」(佐野さん)
 熱変換用の粒子を単純に増やしただけでは、周辺からの振動を抑えるのは難しい。ノイズがベースの外側を伝搬して、スピーカーに戻り、その結果として音色を汚してしまうことになる。表面の振動を抑えるには、アクリル樹脂全体を柔らかい方向にもっていくことが不可欠。ただこの時、単純に柔らかくするだけでは、音の芯が甘くなり、クォリティ感が損なわれかねない。
 「粒子の量と材質、粒子も数種類を組み合わせて、いいバランスを地道に探していきました。データよりも実際の再現性が重要視されるわけですが、このあたりの考え方は我々が専門にする光学の世界とよく似ています。最終的なモノづくりの感覚も近いですね」(樋口社長)
 厚さ50・のJBLエベレスト専用ベースの場合、素材に含まれる粒子を均一に分散させるには、時間をかけて、ゆっくり、固めていくことが望ましい。実際、セルキャスト製法でつくり出した原板を3、4日かけて安定させ、その後に最終的な加工作業に入るという。
 「今回のスピーカーベースは厚みのある原板から50mmもしくは40mmに削りだして仕上げていますが、厚みの精度も慎重に追求しています」(佐野さん)
 このあたりの姿勢はまさに高級オーディオ機器に通じるものであり、品質に対する妥協は一切感じさせない。スピーカーの潜在能力を存分に引き出し、システムとしてのクォリティを押し上げる重要なコンポーネント。期待は高まる。

文・藤原陽祐

製品仕様
SWB-5001EV(DD66000/DD67000/DD65000用) 型  番:SWB-4001SQ
素  材:ポリメチルメタクリレート樹脂 ※PMMA樹脂
外形寸法:550mm(W)× 500mm(D)× 40mm(H)
製品質量:約13kg
備  考:2013年4月24日発売

発送・不具合に関するお問合せ:株式会社 ステレオサウンド sales@stereosound.co.jp

商品の仕様に関するお問合せ :日東樹脂工業株式会社 clarex_info@clarex.co.jp ※土日、祝日、大型連休を除く

【ご注意】本商品の取扱いには充分ご注意ください。DD66000は142kg、S9900は81.6kg(いずれも1台、グリル含む)という質量がございます。移動および設置にあたっては、決して無理をせず、充分な人員で行なうか、もしくは専門家に依頼してください。搬出入・移動・設置にともなう事故、ケガなどについて、当社および日東樹脂は一切の責任を負いません。また、設置業者などの斡旋も行なっておりません。あらかじめご了承のうえ、お買い求めください。



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