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テレサ・テン 「愛人」「別れの予感」マスターCD-R

¥ 8,640 (税込)
  発売日:2015年5月29日     海外発送:可
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著者名/演奏者名:
テレサ・テン
型番:
UTSCDR-003

ステレオサウンドが贈るフラット・トランスファー・シリーズ第10弾。ミリオンセラー2曲を豪華カップリングしてお届けします。

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■送料について
送料はこちらからご確認ください。

 

テレサ・テン「愛人」「別れの予感」

愛人
1985年アナログ録音
アナログ盤シングル
作詩・荒木とよひさ
作曲・三木たかし
編曲・川口 真

別れの予感
1987年アナログ録音
アナログ盤シングル
作詩・荒木とよひさ
作曲・三木たかし
編曲・林 有三
ストリングス編曲・服部克久


ミリオンセラーの 「愛人」「別れの予感」を
豪華カップリング

ピュアな音質を求めた末に響く歌声、気品あるひと筆の日本画のごとく。狂おしいまでのオリジナルへのこだわりは、テレサ・テンさんの引力を再発見する旅へとあなたを導こう。

まずはそのこだわりのページをひも解きたい。当時は24 chマルチのアナログ録音で、主にスチューダーのテープレコーダーを使用。まずオケ用のマルチテープが制作される。

テレサさんは海外でのヴォーカル録音を常とするため、スタッフはオケを録音したマルチテープから、ヴォーカルレコーディング用にオケのチャンネルを整理し、コピーを起こして渡航。現地でテレサさんのヴォーカルが収録されることとなる。

トラックダウンは日本で実施。海外で録られたヴォーカル入りのマルチテープ(渡航時に日本でコピーしたオケのトラックは使用しない)と日本で録られたオケのマルチテープ2台をシンクロナイザーでパラレルに回し、2chの6ミリテープに落とし込んでいく。極めてピュアな音質を求めた、非常に贅沢なこだわりの手法である。

こうして制作された、世界で唯一無二のオリジナルスタジオマスター。その音魂の源を使用したステレオサウンドからのフラット・トランスファー・シリーズ第10弾は、1985年発売曲「愛人」と1987年発売曲「別れの予感」のミリオンセラーを豪華カップリング。いずれも荒木とよひさ氏作詩、三木たかし氏作曲による歌謡史に残る名曲である。リリースにあたって特別な許諾とご協力をいただいた、ユニバーサル ミュージック合同会社に感謝の意を伝えたい。

ユニバーサル ミュージックスタジオで行われた制作作業では、オリジナルスタジオマスターとなるAMPEXの1/4インチアナログテープを、スチューダーA820テープレコーダーで再生。ドルビー361ノイズリダクションユニットを経由し、DCS904によってA/Dコンバートしている。

デジタル・オーディオ・ワークステーションは英国プリズム・メディア・プロダクツのSADIE6。オリジナルのクオリティを限界まで追求、再現するため、コンソールを経由せずにダイレクト入力している。

CD-Rは極めて低いエラーレートを特長とする、太陽誘電社製プロフェッショナル・オーディオのマスター専用CD-R(TYCDR-80SPMPT)を採用。CD-R化においては記録品質に徹底的にこだわったプレクスターのプレクスライター・プレミアム2を使用しており、吉野謙志エンジニアの手によって一枚一枚が丁寧に書き込まれている。

「愛人」は「つぐない」に続く意欲作だ。愛人というテーマを歌うことに抵抗を示すテレサさんを納得させることを含め、多くのことに心を砕いた作品でもある。一流の役者が愛人の役を演じるかのように。されど心の奥底では、愛しい夫を想うがごとき強い気持ちを込めながら。

こうした説得の末、心の垣根を取り払ったテレサさんは録音に挑むことになる。ロンドンのメトロポリス・スタジオにおいて、鮮烈な《役者魂》とともに歌い上げた歌姫。ここに蘇生した「愛人」の音彩から、その姿を容易に想像することができる。

「私にまかせてちょうだい」こう言ってテレサさんは、サビの部分のハーモニーを自ら演出して録音した。通常の和声の構成とは異なる、コード進行上にひとつテンションを入れて繋いだテンションハーモニーである。高域を持ち上げてエッジを利かしたアレンジを加え、まろやかで温かいテレサさんの歌声とバランスを整えて生まれた、どこかミステリアスな空間性。これもまた聴取されたい。

アジアの歌姫をさらに煌びやかに輝かせたのが「別れの予感」である。数あるアダルト歌謡の中において、これほどまでにシンセサウンドを美しく結晶化させた曲があったろうか。編曲の林有三氏の力量がいまなお高く評価されるのも頷けよう。

だが話はここで終わらない。台北プラチナスタジオでヴォーカル録音を終えた一行は、より大衆に向いた誰にでもわかりやすい音彩を狙うことを決断する。すべて打ち込みのシンセサウンドに、弦楽器を加えたアレンジを施すのだ。これを快く引き受けたのが服部克久氏である。

構成は第1ヴァイオリン6、第2ヴァイオリン4、ヴィオラ2、チェロ2。シンセによる有名なイントロからAメロに移ると弦楽器の調べが流れ始め、やがてうねる波のように高まり、自由に解き放たれながらテレサさんを包んでいく。シンセの音色もより色彩感を身につけたように響く、麗しき音彩の輪舞に身を委ねていただきたい。

細かな説明なしで本能的に曲調を理解、解釈し、アレンジ前とは歌い方がまったく変ったというテレサさん。感情の起伏をより繊細に歌い分けたのだろう。アジアの歌姫の息づかいが織り込まれた歌声は明るい官能性に浸るかのようで、それは音楽や楽器との濃厚な一体化であり、恋愛であり、そして幸せな結婚であった。

文・堀切日出晴 
(インタビュー協力:音楽プロデューサー 福住哲弥氏)


収録曲

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  1. 愛人
    1985年アナログ録音
    アナログ盤シングル
    作詩・荒木とよひさ
    作曲・三木たかし
    編曲・川口 真
  2. 別れの予感
    1987年アナログ録音
    アナログ盤シングル
    作詩・荒木とよひさ
    作曲・三木たかし
    編曲・林 有三
    ストリングス編曲・服部克久




【ステレオサウンド・フラット・トランスファー・シリーズをお求めの方へ】

本シリーズの記録メディアには録音の現場で使われているプロ用のCD-Rを使っています。CD-Rは、一般に、音楽ソフトとして販売されているディスクとは構造や仕様が大きくことなるため、お取り扱いには細心の注意を払っていただきますようお願いいたします。保管には、風通しのよい冷暗所が最適です。また、ディスク信号面、レーベル面ともに水濡れは厳禁。湿った状態で擦りますと、無地レーベル面ばかりか銀素材による反射層まで剥離してしまいます。水滴や汗などが付着した場合は、柔らかい布などで軽く押さえたのち、自然乾燥してください。この際、日光をはじめとする強い光にさらさないようお願いいたします。CD-Rは紫外線を嫌います。また、レーベル面にセロファンテープやステッカー、シールなどを貼らないでください。はがす際、レーベル面や保護層、ひいては反射層が破壊される可能性があります。CD-Rが通常の音楽CDにくらべてデリケートであることをご理解いただき、すばらしい音楽をいつまでもお楽しみいただけますよう、ご配慮をお願いいたします。

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