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石川さゆり≪ベスト盤≫(アナログレコード2枚組)

¥ 14,040 (税込)
  発売日:2016年4月1日     海外発送:可
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著者名/演奏者名:
石川さゆり
型番:
SSAR-003~004

●限定1,000枚
●45回転 180g重量盤

 

「石川さゆり」珠玉の名唄

石川さゆり≪ベスト≫



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収録曲

[Side 1]
1. 天城越え
2. 朝花 〜ギターバージョン〜

[Side 2]
1. 風の歌 波の歌
2. 飢餓海峡 〜ギターバージョン〜

[Side 3]
1. 津軽海峡・冬景色
2. 風の盆恋歌

[Side 4]
1. ウイスキーが、お好きでしょ
2. 夢の浮橋

アナログレコード(2枚組)45rpm


オリジナル・マスターテープ
ダイレクト45回転ラッカー盤カッティング
メタルマスター・ダイレクトプレス

 このステレオサウンド・アナログ・レコード・コレクションの「石川さゆり」特別制作限定盤は、ステレオサウンド・フラット・トランスファー・シリーズにて選曲された全8曲が収められた。ここに使用されたマスターテープは、1993年以降、石川さゆりさんの名曲を新録音した日本を代表する音作りのプロ集団・株式会社ミキサーズ・ラボ会長の内沼映二氏の手によるハーフ・インチのオリジナル・アナログ・マスター・テープである。これまで一度もアナログ盤として制作されてこなかった、初のアナログレコードとなる。

 本盤の特筆すべきは、なんといってもこの唯一無二のオリジナル・マスターテープをダイレクトに使用してラッカー盤をカッティングした点である。まず、収録されている全8曲は、録音時期やリリース年がまちまちなため、内沼氏の手によってオリジナル・マスターテープから該当曲を一曲一曲切り取り、45回転2枚組仕様のための4盤面用に2曲ずつテープを繋ぎ合わせた4本のオリジナル・テープを準備することから始められた。一部の例外を除き、通常市販されるベスト盤や編集盤は、オリジナル・マスターテープから曲順に即したコピー・テープが作られ、それをサブ・マスターとして使用し制作される場合がほとんど。今回のようにオリジナル・アナログ・マスターテープから該当曲を直接切り出し、制作年代の異なる楽曲のテープが1本にまとめられるのは極めて珍しい。

 この手法を採用したのは、オリジナル・アナログ・マスターテープの音を忠実にラッカー盤に刻み込み、アナログ盤を制作することを目指したからだ。今回の異例とも言うべき手法が実現したのは、石川さゆりさんの録音を手掛けてきた内沼映ニ氏のオーディオへの深い想いに他ならない。

 こうして用意された4本のオリジナル・アナログ・マスターテープは、神奈川・大和市にあるJVCケンウッド・クリエイティブメディアのカッティング・スタジオへと持ち込まれた。

 本盤のカッティングを手掛けた小鐵徹氏は、1970年代から現在に至るまで、アナログ・カッティングからCDマスタリングまでを共に実践してきた日本を代表する名エンジニアの一人だ。内沼氏によって用意されたオリジナル・マスターテープは、スタジオ常設のテープレコーダー、スチューダーA820でプレイバックされ、カスタムメイドのアナログコンソールを経て、ノイマン製SAL74カッティング・アンプ、VMS70カッティングレースへと送られた。ラッカー盤に音溝を刻むカッターヘッドはSX74だ。

 アナログ・カッティングは基本的に各種イコライザー、リミッター、コンプレッサーによる調整が施されるのが一般的だが、本盤の制作では石川さゆりさんのオリジナル・アナログ・マスターに込められたサウンド本来の持ち味を極限まで活かしきるために、リミッターやコンプレッサーは一切使用することなくラッカー盤に溝(グルーヴ)が刻まれた。内沼氏は、「このレコードは、主にハイエンド・オーディオシステムで再生されることを考え、ピーク成分を削ったり圧縮して音圧をかせぐといった調整は敢えて施していません。ミックスダウンの時に整えたサウンド・バランスで聴いていただきたいと思うからです。そのため、カッティング時のレベルを意図的に大きくすることはしていませんので、再生時にはしっかりボリュームを上げていただき、ご自身の最適な音量に調整をしてお聴きいただきたいと思います。」と語ってくれた。

 こうして内沼氏立会いのもと小鐵氏の手によって仕上がったラッカー盤は、東洋化成へ持ち込まれプレスされる。アナログ盤の製造工程は通常、ラッカー盤→メタルマスター→メタルマザー→マスタースタンパー→レコードプレスといった段階を経て生産されるのだが、本盤は最も鮮度の高い音を実現するためにメタルマスターからダイレクトにプレスしている。しかし、この手法はプレス機にメタルマスターを取り付けたときにメタルの外周部が割れる可能性があるため、プレス数が必然的に限られてくる。それでもこの手法をあえて採用したのは、音の鮮度をすべてにおいて最優先したからである。さらにプレス現場では、圧搾時間と加熱量とのベストバランスを究極なまでに追い込み、メタルマスターからダイレクトに180g重量盤にプレスしている。

 特別制作限定保存盤として、ぜひ、ご自身の愛聴システムで一曲入魂のサウンドを心ゆくまでお楽しみいただきたい。

文・武田昭彦







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