ご利用ガイド
 
   

バックナンバー取扱店
イベント
NEWS一覧

< 前月 次月 >
3
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31

休業日 
発売日
営業時間 9:30-18:00
※土日祝日除く

StereoSound

StereoSound

CATALOG
ステレオサウンドストア取扱商品リストをPDFでご覧いただけます。
Store Item List

SSLとは?


JASRAC許諾番号:
S0904102073


 
ウエスギ UTY-1 50th (モノーラルパワーアンプ) [ペア・完成品]

上杉研究所、創業1号機を復刻。

エネルギッシュで開放的な大型直熱管サウンド

 UTY-1 50thのオリジナル機であるUTY-1は、上杉研究所のパワーアンプ初号機。送信管が起源の大型3極管UV845を出力管とする民生用アンプは、1972年の発売当時、世界初だったと考えられ、最高級スピーカーをフルにドライブすることに照準を定めたチャレンジ精神溢れるアンプだった。ペア20セットのみの限定生産だったため、その復刻を望む声が上杉研究所に多く寄せられていた幻の名機だ。

 上杉研究所は今年、創業者の上杉佳郎(故人)氏がアンプ設計者として活動を開始して50年を迎えた。節目の年の記念モデルとしてUTY-1を復刻したのが、UTY-1 50thである。進取の意思が込められた回路構成を引き継ぎ、性能が向上した最新部品を採用することで、オリジナル機の精神を高い次元で甦らせて大型直熱管UV845の魅力の真髄を引き出すアンプに仕上がった。

 UTY-1の回路の先進性は、例えば、2点に見て取れる。1つが出力管UV845を励振するグリッドチョークコイルの採用。フルパワー付近でグリッド電流が流れる性格を持つ3極管を低インピーダンスでドライブする。そして、電源部の2段LC平滑フィルターの採用。少量負帰還の3極管シングルアンプとして、供給電圧が含むリップルを充分に低減させるために万全を期した仕様だ。これら先駆的な設計は、今日、多くのアンプで採用されている。



現代スピーカーをフルに活かす美音

 UTY-1 50thは、主要部に最新仕様、特注仕様の部品を採用した。大容量の電源部電解コンデンサーはオリジナル機発売当時からの性能向上が著しく、最低インピーダンスの低い最新製品の採用で音質向上が期待できる。トランス類は、橋本電気特注の出力トランスをはじめ、すべて新規設計品。出力管フィラメント点火用の整流素子はショットキーバリアダイオードに変更され、整流ノイズ低減が図られた。内部配線は共通インピーダンスならびに静電、電磁結合による相互干渉を避ける最新の実装テクニックが徹底される。

 オリジナル機を忠実に再現する意匠もUTY-1 50thの魅力だ。天板の電源部とトランスのケースのグリッド状の配置が合理的な設計を感じさせる。トランスケースのブラック塗装と本体部シャーシのオフホワイト塗装のコントラストが鮮やか。出力管UV845のソケットはサブシャーシを用いて天板から落とし込んで装着され、正面からは真空管と電源/出力トランスのみが見えるよう、巧みに計算されている。コンストラクションを引き継ぐ一方、シャーシ鋼板はオリジナル機の1.2mm厚から1.6mm厚に変更され、剛性向上が図られた。

 大型直熱管ならではの、切れ味と色彩感に押し出しのよさが加わった音がUTY-1 50thの魅力だ。設計者の上杉研究所、藤原伸夫氏は、オリジナル機に比べ音の純度や聴感上のS/N感が高く、音場の広さとダイナミックレンジの大きさを感じたと述べる。出力は20W(4~16Ω)。現代のスピーカーを充分にドライブし、溌溂として開放的な、伸びのいい音を聴かせる。それは、オーディオ本来の目的ともいえる、音楽の生命感を強める美音である。一方で、今なお愛好家の絶えないヴィンテージスピーカー本来の持ち味をいかんなく引き出すことを使命として同時代に開発された超弩級アンプの復刻である。

 

↑上杉研究所創業時の商品カタログ。右がオリジナル機UTY-1、左が管球式プリアンプのU・BROS1。カタログの文中では、増幅素子としての真空管の優位性が綴られ、UTY-1開発の意欲が述べられた。



↑UTY-1 50thのトップビュー。上の電源部コンデンサー類のカバーの下に左から前段の12AU7と6FQ7、グリッドチョーク、同一ケース入りの2基のチョークコイル、整流管5AR4×2本が見える。グリッド状のスマートな意匠がわかる。



↑リアパネル。左端に電源スイッチ。中央にハムバランサー、その右に4Ω/8Ω/16Ωに対応のスピーカー出力端子、その右にレベルコントロールを配する。右端がNORMAL/DIRECTのRCAアンバランス入力端子。



↑内部を見る。上が電源部。天板上の電解コンデンサー類の直下にサブシャーシを用いて電源平滑用の大容量抵抗が配され、合理的な配線が行なわれる。電源部/増幅部の相互干渉の排除と放熱に充分に配慮されたコンストラクションである。

 

製品仕様

 型名:UTY-1 50th [完成品]

 ● 出力:20W(4~16Ω)
 ● 周波数特性:20Hz~50KHz
 ● ダンピングファクター:5
 ● 入力端子:LINE1系統(RCAアンバランス、NORMAL/DIRECT)
 ● 入力感度/インピーダンス:1.2V/80kΩ
 ● 負荷インピーダンス:4Ω/8Ω/16Ω
 ● 使用真空管:5AR4×2、12AU7×1、6FQ7(6CG7)×1、UV845×1
 ● 外形寸法/重量:W398×H257×D392mm/28.2kg
 ● 備考:レベルコントローラー、ハムバランサー装備


* 頒布価格は、検査料/梱包材料/梱包料/送料を含みます。
* 申込み締切りは平成29年1月10日(火)18時とさせていただきます。
* シャーシなどの主要パーツが特注品であるため、お届けは平成29年4月下旬以降となります。
* 完成品の頒布です。
* 製品は上杉研究所より直送されます。メインテナンスや修理も上杉研究所が行ないます。
* メーカー直送品につきヤマトコレクト(代金引換)をご利用いただけません。
* 本機は受注生産品のため、お客様都合によるご注文後のキャンセル/返品はお受けできません。
* お客様側の破損による返品・交換はお受けできません。
* 沖縄および離島への送料は別途お見積となりますので、ステレオサウンド販売部までお問合せください。



お申込み・発送に関するお問合せ:(株)ステレオサウンド sales@stereosound.co.jp

商品の仕様に関するお問合せ:上杉研究所 横浜事業所 電話番号 044(712)4632

Stereo Sound STORE Copyright © 2013- all right reserved.