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S0904102073


BUNACO Faggio(ダークブラウン・ペア) (スピーカー)

¥ 302,400 (税込)
  発売日:2013年7月1日     海外発送:不可
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型番:
BFH-02DB

中域を核にした、歌の世界に深みを与えるリバーブ感はジェントルな生活によく似合う

●離島を除き送料サービスです。
※離島へのお届けをご希望の場合は、事前に販売部(Tel:03-5412-7887)までご相談ください。
●本製品は受注生産のため、ご注文からお届けまで約20〜30日を要します。


ヤマトコレクト便利用不可

発売:2012年1月20日

 

中域を核にした、歌の世界に深みを与えるリバーブ感は
ジェントルな生活によく似合う

faggioとは、イタリア語でブナのこと。紹介するFaggio(ファッジョ)は、文字どおり、ブナの木をエンクロージャーに使った、美しい造形のスピーカーだ。

一般的なエンクロージャーは木の板を直方体に組むが、Faggioのそれはブナコが誇る独自の製法による構造を特徴としている。

その製法の流れを簡単に紹介すると、まずブナの原木をかつらむきの要領で約1mmの厚さにスライス。それを数cm幅のテープ状にカット。そして必要な大きさまでゼンマイのように巻き重ね、湯飲み茶わんなどの丸い部分で押し出して成形する(季刊ホームシアターVol.55/2011年AUTUMN 161ページ、149ページも参照)。

すべて職人の手作業による成形だが、その造形は驚くほどに柔軟で多彩だ。食器類や照明関係をはじめ、強度のメリットを活かしたスツールなども創られている。生活空間を彩るそれらの美しさは国内外に高い人気を博す。

今回視聴したFaggioは、ウッドコーンの10cm径フルレンジユニットを搭載する、ダークブラウン仕様。

ジャズのピアノトリオを聴いてみると、10cm口径ゆえの低域不足感は否めないが、本機独得の空間感には、強く惹かれてしまう。曲面エンクロージャーだから、不要な波面反射が発生しないのだろうか……。とにかく、そんな魅力的パース感のなか、中域を核にしたハリのある、軽やかでクッキリとしたピアノが楽しめるのだ。

ジャズヴォーカルでは、うるさく言えば低声部にもう少しの肉厚感がほしいが、これはトーンコントロールのBASSを少し上げるだけで、もう俄然、楽しくなる。しかし何よりも、歌の世界に深みを与えるリバーブの広がり感が素晴らしい。透明感を持った左右と奥に広がるリバーブ描写は、他では得難い魅力に思う。

音量はやや控えめのジェントルな聴き方が似合う。しかし、ふと思ったのだが、本機の造形美や意匠性は担保されているとは言い難い。ジェントルに、あるいはエレガントに使いこなすには、生活空間に相応しいスタンドをはじめ、アレンジツールが不可欠に思う。世界が憧れたブナコのように、Faggioのある生活を見てみたい。ブナコ漆器製造(株)だからこその期待だ。という意味でも、Faggioのこれからに目が離せない。

Text:Nobuo Kameyama


BUNACO
ブナコ株式会社

青森県弘前市豊原1-5-4 TEL.0172(34)8715 www.bunaco.co.jp

ブナコショールーム BLESS
青森県弘前市土手町100-1 もりやビル2F TEL.0172(39)2040 [email protected]
※インターネット販売や製作体験もあり

BUNACOは、地元・青森に古くからある素材=ブナを使った製品を世界に発信している。ちなみに、2011年9月にパリで開かれる国際見本市「メゾン&オブジェ」には、このBUNACOを含め、弘前から4つのブランドが出品。一都市からの出品数としては最多であるという。

さて、BUNACOの生い立ちを説明しよう。そうすれば、製品そのものを語ることになる。

白神山地に多く生育していたブナは、水分が多く建材に向かないとされ、津軽リンゴの木箱や炭などとして用いられていたに過ぎなかった。これを有効活用しようと、昭和31年に工業試験場で考え出されたのが、ブナコの製法である。会社として立ち上がったのは、昭和38年。つまり、古くからの伝統工芸のような洗練されたインテリアグッズだが、歴史はまだ60年弱ということだから驚きだ。もっとも、手先の器用な日本人にしかできない工芸品として、長らく受け継がれていくであろうことは間違いない。

BUNACOの原点は、先述のように漆器である。その使用上の注意は、他の漆器と同様、60度以上の高温と長い間の浸け置きを避けるといったことぐらい。他の漆器に比べて圧倒的に長けているのは、基本的に巻物であるため、外向きの張力ゆえに強度があり、狂いも生じにくく、なんといってもひじょうに軽い点にある。

しかも、手先の器用な日本の職人によって柔軟に成形が可能だ。そこに、さまざまなアイデアを外部からも受け入れることで、ランプ、スツール、インテリアグッズとラインナップを増やしてきたのである。そして、(季刊ホームシアター Vol.55)148ページの石川邸取材記事でも触れたとおり、すばらしい音のスピーカーも開発されつつある。

ECO時代の現代に相応しい上に、いま私たちの暮らしに求められているウォーム・テイストを本来的に持っているBUNACO。国内のみならず、フランスをはじめとする海外で高い評価を受けている所以である。


PROCESS! BUNACOの器ができるまで
ブナコの本社社屋は、平屋でかまぼこ状の細長い建物。柱が丈夫で災害にもビクともしない厩舎をベースにしている。おかげで、建物の裏口から搬入された原料が、建物中心を走る通路伝いに各製作行程を経てエントランスに至ると完成!という合理的な構造になっている

(1)

▲ブナを桂剥きして厚さ1mm、長さ1・8?2mの板に。天然物なので色や木目など様々



(2)

▲最終的には、ランプのような大型のものからテーブルウェアなど小型のものまで取り揃える。そこで、製品の使用目的に応じて選別。6mm、8mm、10mm、15mm、20mmと幅の異なるテープ状の生地に



(3)

▲ベースとなる板沿いに生地を巻き付けていく。机に刺さった釘に強く押し当てつつ進め、ここでは巻き始めと終わりだけ接着

       
(6)

▲乾燥後、TXフリー(非トルエン・キシレン)塗料で着色。さらに食器用にウレタン塗装するが、刷毛で塗り重ねることで段差深く塗料が入り込み、強度が出る。研磨と塗装を平均5回繰り返し、磨きと仕上げ塗装をして完成。なお、ランプには木目を美しく透過させるため専用塗料を使う



(5)

▲シックハウス規格に適合した水性の木工用ボンドを毛細管現象でテープに染みませて固定ののち、ペーパーがけして研磨



(4)

▲コイル状になった生地を横から力を加えてずらし立体化。道具はなんと湯飲み茶碗! この道50年のベテランの手に掛かれば、外れることなく丸底もとんがり型も自在



製品仕様
型  番:BUNACO Faggio(ダークブラウン)
型  式:フルレンジ型
使用ユニット:10cmフルレンジ
出力音圧レベル:86.5dB/W/m
インピーダンス:6Ω
再生周波数:72.4Hz - 16kHz
寸法/質量:φ300×D420mm/2.15kg
カラリング:ダークブラウン

発送・不具合に関するお問合せ:株式会社 ステレオサウンド [email protected]

商品の仕様に関するお問合せ :有限会社ブレス [email protected]




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